TOB・MBO・株式交換で儲かる銘柄を見つける方法
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TOB・MBO・株式交換には一定のプレミアムがついてくる
(プレミアムとは?)
一般的に、プレミアムという言葉を聞くと「高級なイメージ」が連想されます。「プレミアムビール」や「プレミアムコーヒー」など、「他の商品よりも値段が高くておいしそう」と感じさせる雰囲気を持っています。
しかし、ここで紹介する「プレミアム」は上記と異なります。「プレミアム」とは、TOB(株式公開買付け)を行う際に「株価に上乗せされて支払われる部分」のことを言います。具体的には下の表をご覧ください。
直近のTOB・MBO事例のプレミアム
企業 | A(TOB価格) | B(過去1ヶ月間 の終値平均値) |
プレミアム |
---|---|---|---|
エバタ (5278) |
220円 |
147円 |
50% |
ゲームポット (3792) |
110000円 |
78267円 |
41% |
ジグノシステムジャパン (4300) |
16500円 |
9411円 |
75% |
ユージン (7828) |
121300円 |
70038円 |
73% |
伊田テクノス (1735) |
650円 |
306円 |
113% |
ボッシュ (6041) |
600円 |
411円 |
46% |
日本土建 (1998) |
800円 |
491円 |
63% |
オークネット (9669) |
2100円 |
1286円 |
63% |
大新東 (9785) |
257円 |
125円 |
106% |
エネサーブ (6519) |
609円 |
423円 |
44% |
※Bは各企業のTOB資料より抜粋(小数点第1位四捨五入)。
これらの企業の株主であれば、TOB発表前の株価に比べて、少なくとも40%以上を上乗せして各企業の株を買い取ってくれることになります。
伊田テクノスや大新東の株主であれば、プレミアムが100%以上ですから、持ち株がTOB発表直後に2倍以上の値段に化けるわけです。発表から数日間はストップ高が続きます。発表前にこれらの株を持っていれば、笑いが止まりません。
では、これらの銘柄を事前にみつけるにはどうしたら良いのでしょうか?
(普段から決算書を見て、割安な銘柄をみつけるクセをつけておこう)
毎年5月になると、多くの企業が決算(主に3月決算企業)を発表します。発表の結果や予想の数字に一喜一憂し、その影響で株価が上下することも頻繁に起きます。
しかし、この期間を過ぎてしまうと、企業の業績には関心が薄れ、株式市場は新しい材料(株価が変動するきっかけとなる情報)を探し、求めます。
本当に重要なのは、この決算発表以降の時期です。
おそらく、6月以降になると配当金がもらえますが、それと同時に決算書も丁寧に確認してほしいです。一番詳しいのは「有価証券報告書」と呼ばれる書類です。敷居が高いように感じますが、慣れてしまえば大丈夫です。
↑のような銘柄をみつけるために活用するだけですから、見るべき部分はそれほど多くありません。
とはいうものの、有価証券報告書のどこをどのように見ればよいのかさっぱりわからない方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、こちらのDVDをおすすめします。
個人投資家の為の有価証券報告書の戦略的読解法とは?
(3時間で有報を徹底的に読み解く秘法)
当管理人も持っているDVDセミナーです。報道される決算の数字だけではなく、その中身もしっかり把握したいのであれば、このDVDが良いのではないかと考えています。
特に、見るべきポイントの優先順位をつけてくれるのがありがたいです。数字や文字・表がたくさん掲載されている有価証券報告書を、最初の1ページから順番に読んでいくのはやっぱり大変な作業です。
「これとこれとこれは、まず見たいですね」
と指摘してくれることで、効率的に内容を把握することが可能になります。
(対象銘柄がTOBされた実績)
三星食品(キャドバリー・ジャパン)
このセミナーの分析対象銘柄である三星食品がTOBによって、英キャドバリー・シュウェップス社の完全子会社となりました。
三星食品に対するTOBの際につけられたプレミアムは以下の通りです。
企業 | A(TOB価格) | B(過去1ヶ月間 の終値平均値) |
プレミアム |
---|---|---|---|
三星食品 | 2750円 |
1628円 |
69% |
※Bは各企業のTOB資料より抜粋(小数点第1位四捨五入)。
もちろん、これは「TOBの可能性がある」という趣旨で紹介されたのではなく、割安な銘柄として分析対象になっています。
(株式投資の経験者も満足する中身の濃いコンテンツ)
↑のページでは、無料サンプル動画が用意されています。ご覧になるとわかりますが、セミナーの内容は非常にマニアックです(難しすぎるというのではありません)。しかし、このマニアックさが好評で、すでに初版が完売しました。
魚釣りに例えるのであれば、このセミナーは、魚場(魚が釣れるポイント)を教えてくれるものではありません。むしろ「この魚を釣るには、この釣竿、この針、この錘(おもり)を使うのが良いよ」と指摘してくれるタイプです。
いくら魚がたくさんあっても、釣れなければ意味がなく、狙った魚は確実に釣り上げる力を養成するものと言えるでしょう。
(たった50セットの限定販売)
有望銘柄を教えてくれる情報では1回限りしか使えません。一度学べば一生使える、そんな投資法を身に付けてみませんか?割安な銘柄をみつけて投資を行い、その投資先のTOB・MBOが発表される。
銘柄を丹念に調べた努力が報われる瞬間は格別です。ぜひ、その満足感を味わっていただければと思います。